はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

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羽田さん通信

少子化の大波とコロナ政策・マスクの害に思う

2022年03月31日 | 未分類 | 

2022年3月31日 曇り時々雪sadlaugh

3月も今日で最終日。
ということは令和3年の年度末最後の日。
季節は東京では桜が満開とのニュースが流れ、寒い北国も春に一直線!と言いたいところですが・・・

今日はなごり雪
昨日までの温かい春の陽ざしから、季節が巻き戻しで寒い一日でした。
札幌の街はまだ路肩にはたくさん雪が残り、明日から新年度とは思えない景色です。
やはり今年の雪はお多かった~laugh

人間社会は、明日からの新年度に向けて、転勤していった友人や、転居してきた後輩が顔を見せてくれたりして、この時期に一番感じる人とのつながりや、友のありがたさなんかをしみじみ実感しています。
いろんな人の話を総合すると、コロナ下で送別会や惜別の宴会はなく、淡々と転勤。
感謝をゆっくり述べる機会もありませんでしたというのが大多数のようです。

コロナがインフルエンザや風邪程度の被害状況だと明らかになっても、狂った政治判断や保身に走る企業上層部の指示を受けて、人生の岐路(かもしれない時期)でもまじめに過ごしている人が多いのだなぁと感じる「あまのじゃく」な僕なのです

ところで、令和3年(2021年)の人口動態統計がチラホラ発表されているようで耳にします。
日本中で2021年に出生した子供の数は84万2897人 (日本在住外国人も含まれる速報値で、日本人のみの予測値は80万人割れともいわれていたので少し多く出てる?)
婚姻件数は51万4242組で前年より4.3%減で戦後最少だそうです。
ちなみに死亡数は145万2289人で前年より6万7445人増加。
単純に自然減が60万人超というデータ。

札幌市の場合、2003年から2016年まで徐々に減少はしているものの14000人を推移してきた出生数。
しかし 2017年 13821人(前年比ー200人 ー1.4%)  
 2018年 13248人(前年比ー573人 ー4.1%) 
 2019年 12741人(前年比ー507人 ー3.8%) 
 2020年 12333人(前年比-408人 ー3.2%)
 2020年 12100人(前年比ー233人 ー1.8%)
見る見るうちに12000人前半まで減ってしまいました。
これは将来の社会を支える若者が少なくなるという意味で、最も大きな社会問題の一つだと思うんですよね。
(令和3年は初めて札幌市の人口が減少に転じたとの発表もありました。) 

少子高齢化の波がこうさせているというのは間違いないところですが、それに拍車をかけているのが「コロナパニック」だと思います。
何でもかんでも、「マスク」「ワクチン」「3密回避」が合言葉になっちゃってる。

マスクは飛沫を飛ばさないというだけの効果はあるけど、完全な防御なんてできない。
(こんだけ日本中の人間がマスクますくマスクと踊らされても、コロナ感染が抑制できていない実態~マスクが常態化したって波が来るたびに感染数を増やしてる現実を見ても、明らかに感染抑制効果には限界があり不可能でしょう)

なのに、①呼吸がしにくい、新鮮な空気が吸えないという大きな機能的欠点を見ないふりして踊らされ、
②表情が見えないことでの意思疎通の障害 ~相手が気分を害しているのがわからなかったり、心から笑っているのか、目だけ笑っているのかわからなかったり
③子供の情操教育での大きな弊害 ~コロナにかかったってまず重症化しない子供たちが、感染源になってる可能性とか言って、高齢者の感染を防御するために子供にマスクしろって今更ながらおかしいでしょ?大きな声であいさつしなくていいですという教育現場 ご飯は黙って食べないといけないとか
顔色伺って人に接するという大切な勉強さえ学べない子供たち コロナが一人出ましたから・・・と、やたらと学級閉鎖とか 将来大丈夫かな?
④親子や恋人と接吻さえタブー視 ~どんな哺乳類も必要とする親への密着からくる愛情や 世の中の未来を創る若者たちの恋も始まりませんよ。マスクしながらの会食なんて、恋したい若者にとっては萎える邪魔ものでしかないでしょうに。
そりゃ結婚も出生も減りますよ。常識的に考えて。

コロナが「未知のウイルス」だった2年半前とはいろいろ分かってきて、状況も違う。
だからヨーロッパなど諸外国では弱毒化したコロナの病勢評価のもとに、マスクの強制解除や行動規制の解除に踏み切っているのだと思います。
病気の悪性度が明らかになってきて、ワクチンや治療薬が作られたとか承認したとか言ってるのに、害の大きなマスクを強要し続ける日本社会に「暗さ」や「闇」を感じるのは僕だけ?
日本の政治家や専門家はバランスが悪い 
(100歩譲って「専門家」はうるさく悪いことばかり予想するのが「本分」だとしても、政治家は国民の幸せを守るのが「本分」なんだから、感染症屋の言葉を鵜のみするのではなく、バランスよく判断して政策決定してほしいですわ。ホント)

「ワクチン」とか、「3密」とか、いろいろ突っ込みたいところがあったけど、マスクだけで長くなってしまいました。

反対意見の方も多くいらっしゃるかと思います。
あくまでも私見ですので、気分悪くなさらないでください。他人の考えを否定するつもりはありません。
個人個人の意見をしっかり持つこと。考えることが一番大事だと思ってます。

早く世の中が、周りの人を信頼して、ギスギスした閉塞感から解放されることを祈って新年度も頑張りたいと思います

“少子化の大波とコロナ政策・マスクの害に思う” への2件のフィードバック

  1. 新国愛美 より:

    素敵な発信をありがとうございます!

    9月にはだ産婦人科さんで出産予定の友人から、安心して通えて出産ができる、素敵な産婦人科があるよ!と聞いてブログに辿り着きました。深く同意し大きく頷きながら拝見し、思わずコメントさせていただいています。

    ここ数年は安心して産婦人科に行けないというお悩みや、マスクをして出産するのが嫌だから、しばらく子供は諦めようと思うという方のお話を聞くことが多いので、そんな方に出会ったら、はだ産婦人科さんをご紹介させていただきたいと思いました!
    最後の一行もとても素敵だなと思います。

    • hadasan より:

      新国愛美さん コメントありがとうございます。
      日本という良い国に生まれ育ち、この国のひずみにも50年近く接してきて、今回のコロナパニック程、個人の無力感・大衆の圧力・閉塞感を感じたことはなかったかと思います。
      「人目」よりも「自分」で物事を考え、言いなりではなく、自分で責任をもって行動することが大切だと思うのですが、この2年半はほとんどの国民が「思考停止」ですからね
      僕は産婦人科という仕事をしていて、僕のところに来てくれた患者さんや家族の幸せを願い、どういう行動がベストかを考え今に至っています。
      これからも試行錯誤は続くでしょうが、ご理解いただける患者さんには、ご指名いただければ全力で幸福のサポートをさせて位t抱きたいと思います。
      今後ともよろしくお願いします。

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