はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

産科・婦人科・小児科(新生児)・麻酔科

羽田さん通信

2017年を振り返って

2018年01月31日 | 未分類 | 

2018年1月31日 水 雪laugh

毎日寒い日が続く札幌
今日の気温は-10℃だとか・・・

気づいてみたら、なんと今日で1月が終わり!

寒いのもそのはず
約4カ月の雪の中の生活が続く北海道
12月の頭に雪が積もって、3月後半にようやく雪解け
そのど真ん中が今日あたりです。

最近同業者さん(医者・看護師)や患者さんから「ブログ呼んでますよ」とたびたび声をかけれれます。
嬉し恥ずかしなのですが、今年に入って書きたい衝動はたびたび起こるのですが、何かとあわただしくて・・・
危うく1月のブログ更新「0」って記録になりそうでした。

書きたかったネタその1
年はじめに去年の総決算で2017年のはだ産婦人科クリニックを振り返ってみました。

毎年忘年会の「院長出し物」として、スライドで振り返る1年間ってのを参加のみなさんに披露しているのですが、その続きで12月31日までの記録をまとめてみました。
1人産科医1人小児科医(父は緊急出動要員)のクリニックですので数字は大したことないとは理解していますが、職員一同少数精鋭のクリニックの実態をちょっと垣間見えるデータとして、暇つぶしにご参照いただければ一幸です。

まずはデータ①分娩・手術・流産手術
当クリニックの2013年11月の開院以降の推移です。

おかげさまで分娩は年々10-20%の増加を維持させていただいております。
去年は札幌市内の分娩取り扱いの大病院が一時分娩取り扱いをやめたり、無痛分娩を無期限休止するという事件があって増加の一因になったと思います。
少子化が騒がれて久しい昨今ですが、それにもまして産科医減少に比例してか、札幌市内でも分娩取り扱い施設が1年に1施設ほど減っている現状があります。企業として分娩数が増えることはありがたいことなのですが、安全面や職員のオーバーワークの面など、当院をはじめ分娩施設のキャパシティを超えるような事態にならないかやや心配なところも・・・
ただ、うちはもう少し増えても頑張れるかな?と個人的には思っていますが 

データ② 分娩方法の内訳 無痛分娩vs普通分娩vs帝王切開


昨年は6月ころにおこった札幌市内の大病院の急な無痛分娩休止が影響しました。
割合では当院分娩の80%強が硬膜外麻酔を中心にした無痛分娩になりました。
妊娠高血圧症例や前回帝王切開後経腟分娩(VBAC)・経産婦の骨盤位経腟分娩でもできるだけ硬膜外麻酔を併用し、緊急帝王切開時のリスク軽減を提案しているので、帝王切開率は下がり、無痛が多くなった要因の一つと考えます。

去年1年様々な報道にあったような「無痛分娩での危険な合併症」はありませんでした。
これも職員一同、日々のチームワークがもたらした良い結果だと思います。
これに慢心せず今年も診療にあたって行こうと心新たにしています。

以上、ほんの一部ですが2017年を振り返ってみました。

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