はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

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羽田さん通信

忘年会明けの 天皇誕生日 

2014年12月23日 | 未分類 | 

2014年12月23日 火・祝 laugh

みなさんこんにちは
寒い中元気にしていますか?

昨日は冬至、そして当院では忘年会の日でした。
普段職員にはあまりストレスためさせていないはずなのに・・・
飲めや歌えの大騒ぎ
カラオケに4時間は居座ったな~

そんな二日酔いからようやく立ち直った僕ですが、本日は天皇誕生日で祝日です。
日本の象徴たる天皇陛下の誕生日を国民でお祝いする一日です。
・・・というと、右寄りの人?って思われがちな御時勢ですが、ボケた頭を揺り起こして思うところを書いてみたいと思います。

というのも、2010年6月から2012年5月まで我が家は南米のパラグアイで生活してきました。
南米大陸のジャングルを開拓し、豊かな畑を切り拓いた日本人が集まる「日本人移住地」の医師として・・・という話を前にも述べました。
そこではよき日本の文化と歴史を大切にしている「日本人」が今も大勢生活しており、2年間という短い時間でしたが、私たち家族を、遠く日本から来てくれた医者としてとても歓迎してくれて、現地の生活をよいところも大変なところも満喫させてくれた幸せな時間でした。
そんなパラグアイで2度経験した天皇誕生日が今日日本で過ごすものと違いすぎて、ちょっと考えてみたいと・・・

パラグアイで天皇誕生日とは、日本人にとって国の元首(正しくは元首というのはおかしいのかも)の誕生を祝う特別な日として見られていました。
日本大使館や領事館が主催で12月になると現地の市長や知事、警察署長さんなんかを招いて日本の国家の象徴である天皇陛下の誕生日をお祝いする宴席をもうけていました。
そこに遠く祖国日本を離れてはや50年という移住地のお偉いさんや、来パ1年目のJICAの協力隊員や僕たち夫婦も招待され、天皇・皇后両陛下の写真を前に、日本・パラグアイ両国の国歌斉唱に始まり、様々な日本料理が招待客に振舞われるという途上国としては華やかな宴で、遊びの少ない途上国生活の中でとても楽しみな年中行事でした。

そこでの話題は「今の日本は大丈夫か?」という日本人のおじいさんもいれば、「日本の国のおかげでインフラが整った」「日本のような経済発展がうらやましい」というパラグアイ人の役人さんがいたりと様々でした。日本人にとっては誕生日を祝うこともさることながら、日ごろの苦労をねぎらいあう同窓会的な雰囲気もありました。
親日の国パラグアイでしたが、現地の人からは努力家で誠実な日本人に対する敬意にも近い好感や好意的な意見が多く、(パラグアイ人から見たら)天皇を中心にまとまっているというような写り方だったのかと今になって思います。
日本人が常に意識している外国から見たときの漠然とした劣等感のようなものは感じることがありませんでした。

僕たち日本人がイギリス王室を見るときに、華やかで、イギリス国民をまとめている象徴のような存在に見えますよね?
海外から見たら日本の天皇ってまったく同じような感覚なのではないかと思います。
日本は象徴である天皇陛下を中心としてよくまとまった国だ・・・と。

日本にいる日本人が一番そのことを気付いていないんじゃないかな?

僕たちの子供のころから受けてきた自虐的な教育のおかげで、僕たちは常に外国から白い目で見られていて、戦争した国だから反省していなければいけない・・・
国旗の話とか、天皇家の話とかしてはいけない(右翼とか思われる・・・)といった錯覚が刷り込まれてて、外国から見られている「事実」を知らない日本人が多すぎるのでは? 
(いつまでも中韓の反日報道ばっかりしてるマスコミが日本を委縮させてるしな~)
たぶん世界中で一番自分の国の誇りを示すのが下手な国民だろうし、自分の国が外国からどう思われてるかもわからない国民なんじゃないだろうか?
素晴らしい治安・教育・医療・文化があるっていうのに~

こういう祝日(記念日)にくらい 自分の国のことをもう少し考え 見つめなおすきっかけにしたらいいのにな。
と今日 天皇誕生日を過ごして感じてしまうのでした。
信仰心のないクリスマスにミーハーしてていいのだろうか? と

乱文失礼いたしました。長くなってしまいまして・・・
忘年会のこと書くつもりあったんですけどまた近日中に~
 

“忘年会明けの 天皇誕生日 ” への2件のフィードバック

  1. 藤井 由枝 より:

    はだ先生、毎日お疲れ様です!
    忘年会、いいですね!

    日本は、恵まれた良い国で・・すね。

    でも、政治経済が・・・
    色々とやってくれていますが、ぜんぜん伝わっていない
    国民1号です。。。

    無事に子供が生まれたら、
    子供にどんなことを伝えていこうかなと思います。

    • hadasan より:

      藤井さん あけましておめでとうございます
      元気にしてますか?
      僕も南米の恵まれない国での生活を通じて初めて日本の国の恵まれ方や、豊かさを感じた口です。
      それまでは普通に与えられる教育・医療・食糧に感謝しなきゃならないなんて考えもしませんでした。
      でも、何百年も前からこういう国ではなかったわけで、歴史の上での先人たちが努力して獲得した豊かさだったりするんだな~と感じて生きるようになりました。みんなこんな感じですよね?多分
      歴史を知り、今を知ることも必要なんだろうなと考えるようになりました。
      子どもの教育って親のお陰だったり「せい」だったりでどうにでも変わると思うんです。
      今からお腹の子のためにどういう事を教えてあげようかと考えているのって、個人的にはとてもいいことだと思うし、子供にとって幸せなことのように覆います。頑張っていい子産みましょうねヽ(^o^)丿

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