RSウイルスワクチン「アブリスボ」についてのお知らせ
2024年9月29日
今年承認発売されました、組み換え型RSウイルスワクチン「アブリスボ筋注用」を、当院でも接種可能になりました。
アブリスボは、妊婦さんへ接種することで生じた抗体(能動免疫)が、胎盤を通じて新生児に移行し新生児・乳児期にRSウイルスを原因とする下気道感染を予防することを目的としています。
接種対象は添付文書上、妊娠24~36週の妊婦さんとされていますが、当院では24週~33週6日までとさせていただきます。(当院では38週を目途とした計画分娩が主流の為、十分な新生児免疫を獲得するためには1ヵ月は必要と考えます)
1回の接種で終了です。
【接種料金】 30800円(自費・税込み)
RSウイルスは新生児・乳児の下気道感染の原因ウイルスで、気道の狭い子供には重症化しやすいウイルス感染症として知られています。他のワクチンと同様、接種すれば100%感染を予防できるわけではありません。詳細をすべて記載することは難しいので、来院時にご質問いただくか、企業(ファイザー社)公表の情報などをご参照ください。
ご希望の方は受付か診療時間中のお電話で予約をお願いします。
フルミスト予約再開します。
フルミストの予約を再開します。
接種日は10月15日以降になります。
(初回のお知らせから変更になります)
予約中止していた間に注射のインフルエンザを予約していた方で
フルミストへ変更希望がある方は必ずご連絡ください。
受付がお電話にて診療時間内のみ予約を受け付けます。
フルミストについてのお知らせ
今年から採用されたフルミストですが、
日本では9月26日発売の予定が
販売元の手続き上の理由で発売が延期となりました。
そのため予約は一旦中止させていただきます。
現時点で予約されている方については予約は確定しております。
発売日が確定次第、予約再開いたしますので、しばらくお待ちください。
予約再開時はHPにてお知らせします。
令和6年度 インフルエンザワクチンのお知らせ②
令和6年度の注射のインフルエンザワクチン接種要領は以下の通りになります。
今シーズンも予約は当院に受診歴のある方のみとさせていただきます(妊婦さんの配偶者を除く)。
何卒ご了承ください。
【予約】お電話か受付にて予約してください
9月20日(金)から開始。午前10時~診療時間内(平日診療時間外、土曜午後、日曜、祝日の予約はできません)
☆ただし、妊婦さんの配偶者の方は初診でも受け付けます
☆13才未満の方の予約の際は、必ず2回目の予約も入れてください。2~4週間後が目安です。
【接種期間】10月8日(火)~12月28日(土)です。
診療時間内であれば接種することができますが、完全予約制です。
基本的には、火・木・土曜日ですが、予約数がいっぱいになる場合は、他の曜日でご相談させていただきます。
【接種料金】
◎6か月~3歳未満 : 1回目、2回目とも2700円
◎3歳以上13歳未満 : 1回目、2回目とも3300円
◎13歳以上 : 3800円(1回のみ)
◎65歳以上(札幌市に住民票がある方): 1400円(の予定)
令和6年度 インフルエンザワクチンのお知らせ①
今年度のインフルエンザワクチンから、従来のワクチン接種に加え、経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)が承認されました。
フルミストとは
鼻にスプレーするタイプのインフルエンザ生ワクチンです。
注射ではないので痛くありません。腫れることもありません。1回の接種で終了です。
2003年にアメリカで承認され、2011年にはヨーロッパでも承認、発売されており、効果や安全性については実績が示されています。日本では令和6年から使用できるようになりました。ただし、従来の注射のインフルエンザワクチンと同様、接種すれば100%感染を予防できるわけではありません。
【対象年齢、接種方法】
2才~19才未満。1回接種。0.1mlずつを左右の鼻腔に噴霧します。
号泣する小児は多量の鼻水により効果が低下するため、接種できないこともあります。
【接種料金】
1回7150円(税込)
【予約】お電話が受付にて予約してください。完全予約制で、キャンセルはできません。
9月17日(火)から開始。午前10時~診療時間内。
(平日診療時間外、土曜午後、日曜、祝日は予約できません)
【接種期間】
10月8日(火)~12月28日(土)の火・木・土曜日
予約がいっぱいになる場合は、他の曜日でご相談させていただきます。
【接種できない方】
1、対象年齢以外の方
2、明らかな発熱(37.5℃以上)のある方
3、鼻汁、鼻づまりがひどい方
4、5才未満で今までに喘息があった方、1年以内に喘息発作があった方
5、高濃度のステロイド吸入による喘息治療を行っている方
6、妊娠中の方、授乳中の方
7、ワクチンの成分(卵白、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン)に対して重度のアレルギーのある方
8、アスピリン内服中の方
9、慢性疾患のある方(心疾患、肝疾患、腎疾患、喘息、糖尿病、貧血、神経性疾患など)
10、原因を問わず、免疫抑制状態の方。免疫不全患者が身近にいる方。
11、一定期間内にインフルエンザの抗ウイルス剤を使用した方
(タミフル・リレンザは48時間、ラピアクタは5日間、ゾフルーザは17日間)
【副反応】
鼻づまり、鼻水、咳、頭痛、のどの痛み、発熱はありますが、通常軽度で短期間で消退します。
【他の予防接種との間隔】
フルミストと注射の生ワクチン(MR、水痘、おたふくなど)の同時接種は可能ですが、同日でない場合は4週間以上間隔をあけてください。不活化ワクチンは翌日以降でも接種可能ですが、1週間程度あけることをお勧めします。