無痛分娩だからこその
2020年4月29日 水 昭和の日
ゴールデンweekが始まりました。
といっても今年は長い連休でも5日間。
しかもコロナ騒動で外出禁止
思えば去年は令和の新天皇陛下即位の日で、巷は10連休だったんですよね。
最近の社会のざわつきで、1年前が遠い過去の様な気がします。
さて、先日なが~いブログを更新したばかりなので、今日は軽めに明るい話題
まずは・・・
IMG_4600_15sec
4月に出産された患者さんからいただいたビデオです。
見れましたかね?
(6年半にして初めてのビデオ添付です)
患者さんFさんは、道外から里帰り分娩に来てくれた初めてのお産の方。
ご年齢はちょっと高齢妊娠の域に入っていて、無痛分娩を希望され、当院をご指名いただいたとの話でした。
37週に入っても、子宮口は硬く、でも赤ちゃんはしっかいり育っていたので、「入院後3日目に生まれるかな?」とお話をしていたのですが・・・
1日目は午後に入院してきてもらい、子宮の出口を開く水風船を入れて
2日目は促進剤で陣痛を付けたものの、夕方まで水風船さえ抜けず(子宮口が開かなかったのです)
3日目にようやく進んできた実感があり、硬膜外麻酔を設置して、無痛分娩で夕方には生まれる!って予定を立てましたが子宮口は5cm開大までで終了。
4日目、「今日産まれなければ帝王切開も考えます」と背水の陣で臨んだのでした。
しかし、前日に入れた硬膜外麻酔のうち、カテーテルのない仙骨領域は効果が切れていて、骨盤周囲の痛みを強く感じるようになってきていました。
(カテーテルから麻酔薬を注入する、上位腰椎の麻酔は十分効いて、陣痛は感じないんですけど・・・)
そうなると、痛みと興奮でなかなか進まない。
で、最終手段として、下位腰椎から仙骨領域に(へそより下から足まで)に麻酔を追加する腰椎麻酔を提案。
ちょっとお金はかかってしまうけど・・・と、おことわりして・・・(申し訳ない)
そこで生まれたのがこの映像
Fさんご自身でスマホをもって、頑張ってくれて撮影
旦那さんが立会分娩にも来られなく、実のお母さんとの分娩だったので、旦那さんには臨場感ある映像が届いたかな?
僕たちでもなかなか見られない映像だったので、Fさんに許しをいただいて掲載させていただきました。
無痛分娩の患者さんだからこそできた映像だと思います
Fさん子育て楽しんで、頑張ってくださいね
羽田先生、大変ご無沙汰しております。
2017年11月に里帰り出産でお世話になりました坂本です。
すごく貴重な映像ですね!
私も先生に娘を取り上げていただいたときに目の前に同じ景色が広がっていたなぁと、その時は必死でしたが、なんだか懐かしくなりました(^-^)
私も2人目を授かり、また是非羽田先生にお願いしたく、先月に里帰り出産の予約のお電話をさせていただきました。
今はただただコロナが心配ですが、
体調も順調で無事に札幌に帰れること、羽田先生や職員の皆さんにお目にかかれますことを心から願っています!
まいこさん ご無沙汰しております。
2人目とのこと、おめでとうございます!
患者さんから、このビデオを提供いただいたときは、いつも反対側からの視点でしか見えないものを見せてもらい、感動的でした。
出産の時に、麻酔下とはいえ、痛みや興奮がある中で、みんながみんなとれる映像でもないと思いまして
11月にはコロナパニックも落ち着いて、元気に里帰りをされる事(里帰りくらい自由になっていることも)祈っています。
お体大事にお過ごしください。
貴重な映像ですね!
上の子の子育てで、長女を妊娠した時より今のお腹の子を気にかけてやれてなくて。。。って思ってましたけど、映像を見て数ヶ月後にはまた赤ちゃんに会えると思いワクワクしました!!
最近はお腹もふっくらしてきたので長女がお腹の赤ちゃんに話しかけてくれます。今の時期は今しかないので、長女と楽しい時間をすごします!
奈良岡さん 元気ですか?
ビデオ、臨場感すごいですよね?
どんどん大きくなるお腹にこんな赤ちゃんがいると思うと、不思議な感じなのでしょうね
近い将来会える赤ちゃんを楽しみにお過ごしください(^^)/