2022お盆 終われない「人災」コロナ禍に思う
2022年8月15日 月 雨
終戦記念日の今日
当院はお盆休みで、外来診療はお休みさせていただいています。
僕は急患に備えて待機・・・というのは8回目(継承後8年10か月なので)
慣れたものです。
天気が良ければ入院患者さんの診察とか終わったら、札幌市内でもブラっと出歩くことも考えましたが、今日はあいにくの雨。
しとしと、ザーザーを繰り返しています。
旅行や帰省でお墓参りの皆さんには、残念なお天気になりました。
巷では「コロナ第7波」が数字上は猛威を振るっているようです。
最近はろくにテレビも見ない生活なので、たまにつけると相変わらずやってるな~と思うコロナ報道を見て、この国のマスコミと政治家や専門家と呼ばれる人(医師会も?)など、コロナを飯のタネにして生活している方々の粘り強いパニックぶりに、あきれるというか、よくやるな~と開いた口が塞がらないレベル。
そろそろ社会にもそういった考えの方々が増えてきているのではないかと勝手に感じているのですが・・・
(あくまでも個人の感想です。お気を悪くしないでください)
時折目にするニュースでは、欧米はじめ海外ではコロナを視野に入れた行動制限や、マスク強制などはどんどん縮小され、旅行やイベントも普通に近づけようと、明らかに国による意図が見える政策を打ち出しているようです。
なのにコロナ患者数は減り、数日前、現在世界で一番コロナ患者が多いのは我が国「日本」だというではありませんか
Realy
個人的な解釈では、コロナ患者の数なんかまじめに数えてるのが日本で、どの国も患者は一定数いるけど、規制緩和されてるんだから数えるのや~めた ってとこだと思うけど(アジアの統計が怪しい独裁国家はわかりませんが)
そんな超バイアスがかかった数字を、まことしやかに報道する日本のマスコミって正気なの?と思っちゃいます。
感染症の数え方なんて国によって全く違うから正確性に欠ける数字。
悪く言えばフェイクニュースも一緒だと思うんですよね。
毎日のようには発表されているコロナ感染の死者数も、100や200とか、それ以上という数字。
大きく見えるかもしれないけど、令和になって毎年130~140万人の死亡者がいるこの国の毎日お亡くなりになる人は3500~3800人いて、コロナでお亡くなりになる方も天命に近い高齢者が多くいる状況で、マスコミが数字だけ見せて「すごくたくさん亡くなってる」とでも言いたいのかな?
マスコミの在り方自体、国民に不安を広げたいのか、注意を呼び掛けたいのか、本当に人々の生活を脅かすほど危険な病気だと伝えたいのか・・・甚だ疑問です。
まあその裏側を考えると・・・
この「世界で一番コロナが流行している国 日本」を真実として報道しているとしたら、この国の政治家や偏った専門家やマスコミが躍起になって作り上げた「マスク社会」や「人とのつながりを断裂させる社会」や「ワクチンごり押し政策」が、コロナ感染予防には全く効果なく、世界に置いてけぼりにされた、誤った政策だったってことでしょう。
嘘っぱちだったってことだと報道しているようなもの。
これらの事実に対して、責任ある政治家や専門家という人々が、
「今まで国民を束縛し、感染対策を頑張らせた結果、日本の感染だけが抑えられず失敗しました」とでも言ってくれるんでしょうかね?
まあちょっとあげ足とりみたいになってしまいました。
反省
ただ、現実的な医療現場で今起こっていることも少し・・・
先日、子宮外妊娠の疑いという患者さんが外来に来ました。
本来なら緊急手術になる可能性も考え、大きなセンター病院である高次医療施設に搬送して、診断や治療をお願いするのですが、依頼したセンター病院が2つ
「院内でコロナ患者が発生して病棟閉鎖状態」だとか「医師がコロナに感染して1週間は緊急患者を受けられない」というお返事。
個人病院としてはまことに心細い限りでした・
しかもその原因がコロナ。
無症状陽性者まで数えちゃって、陽性者を探してるんだから風邪以下の健常者まで10日間とか自宅療養させちゃってる始末・・・
確かに医療現場は回らなくなるわな~
産婦人科や救急医療の現場では、それぞれの病院や診療所が、一次・二次・三次っていう具合に患者さんを地域の医療界全体で役割分担して診ていきましょうと、コロナ前には大きな声で言っていた行政も、今はただの風邪になり下がった(個人的意見です)コロナのせいにして、与えられた役割を放棄し、「本分」を忘れ去ったような現状。
海外がすべて正しいとは思わないけど、日本のやっていることは、政治家・マスコミ・専門家が中心になって引き起こした「人災」でしかないと思います。
(最近は医師会も加担かな?)
当院の(僕の)考えとしては、周りの情報に流されすぎず、しっかり状況を見極め、医療施設としてご指名いただいた患者さんに対しては、患者さんの身になり、できることを考え、チーム一丸で行動していく気持ちです。
(2年以上前から変わりないですけど・・・)
そんな当院ですが今後ともよろしくお願い致します
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