はじめまして
このたび、札幌市手稲区に34年続いた羽田産婦人科医院が、二代目である私 羽田健一が継承し、11月1日に改装新規オープンいたしました。
皆様よろしくお願いいたします。
父が経営していた羽田産婦人科医院は昭和54年12月に開院し、当時分娩視察のなかった手稲地区で、約20年の間出産を取扱い、10年ほど前に、7000件の分娩取り扱いを超えて、分娩施設の看板を下ろしました。
近年は主に婦人科外来診療のみを行っていましたが、このたび、出産の取扱いを再開するという目的もあり、私が継承・リニューアルする運びとなりました。
私は医師として16年と少々の経歴のほとんどを、市立札幌病院で過ごしました。
医者になりたての頃は、遅咲きの反抗期で(?)「(父を見て)あんなに忙しく時間がない産婦人科医になんかならない!」と心に決めていました。
将来は海外の途上国で活躍するGeneralistになり、ゆくゆくは外科医か?とか思って、市立札幌病院の麻酔科の門をたたきました。当時大学医局の力がまだまだ隆盛を極めていた時代に、進むべき科も決めていないのに入局はしたくない。それよりたくさんの症例を経験する一般病院を・・・と決心したのが、幸福な医者人生の始まりでした。
そこで理解ある上司に巡り合い、麻酔科に在籍はしながらも、市立札幌病院の救命センター・外科・整形外科・胸部外科・未熟児センター・画像診療科など4年をかけて様々な勉強をさせてもらえたのが今の医者としての基礎になったことを実感しています。
市立札幌病院研修医の4年間が終わり、産婦人科医の道を進むことになったのもほんの偶然でした。
ですが・・・そろそろ長くなってきたので続きはまた近日中に。
「はだ産婦人科クリニック」を開業するまであと12年。
ちょっとずつお話を進めていこうと思います。
これからも『羽田さん通信』をよろしくお願いします。
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