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2016年6月23日 晴れ時々曇り
日差しとともに蒸し暑さも出てきて、少しずつ夏が近づいてきたのを実感する今日この頃
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
気づけば先日夏至だったんですね。
またまたしばらくぶりの更新になってしまいました。
最近ぼちぼちですが忙しくなってまして・・・
今日は当院の2年8か月の歴史上、一番長ぁぁぁい入院期間の記録を更新した切迫早産の患者さんについて
長い闘病(といっていいのかな?)の末元気な赤ちゃん誕生したのでお祝い記事ってことで
妊娠18週でお腹が痛いと来院され、超音波検査で子宮の出口の長さ(頚管長)が14㎜くらいに短くなっていて「あら!!」って感じでした。
次の日から入院してもらい安静と張り止めの点滴で様子を見ていましたが、張り・頸管所見ともに改善がなく、入院して3日目に緊急で子宮の出口を縛るシロッカー手術をしました。それからが長い長い入院生活。
患者さんの頸管長は短いままでしたが、患者さんの頑張りでなんとか持ちこたえて、ヒヤヒヤ時期を乗り越えてくれました。
32週くらいからは張り止めを少しずつ減量し、点滴から飲み薬に変えて入院111日目(3か月半!)に妊娠34週3日で無事退院されました。
糸も頑張ってくれた!
その後約1週間家で過ごせて、妊娠35週6日に自宅で破水し再び入院。
シロッカーの糸を抜いたら、切迫=安産の公式通り超スピードで無事に出産されました
赤ちゃんはちょっと早めに生まれたので、うちの新生児科医が連日診察してくれて、元気にしています。
そして本日、お母さんはめでたく自宅へ退院。
赤ちゃんは少し小さめだったのでお母さんだけ先に数日経過見るために居残りになりましたが、長く感じたであろう妊娠が終わって、短い時間だけどゆっくり休養してほしいなと思います。
毎回切迫早産管理のことで思うけど、いろんな妊娠の形があるけど子供を産むのって大変なことだよな~
そして、心が元気な患者さんを病院に縛り付けておく治療も、やらせているこちらがなんだか申し訳ないような・・・
でも、結果がすべてといわれる産科医療で、患者さんが療養の意味をよく理解してくれて元気な赤ちゃんが生まれてくれる今回のようなケースでは職員一同頑張ってくれてよかった~って感慨ひとしおです。
次は子育てへ 頑張ってくださいね!!
長い入院の末の無事出産でおめでたいですね!
度々ブログを覗かせて頂いてます。
二月か三月辺りに無痛分娩希望で診察で一度お世話になった塩崎です。
あれ以降ご連絡せずすみません。
S病院のO先生にあの後相談し、手術後間もないので色々リスクもある
のでこちらで経過をみ、いつ産まれても良いという時まで問題なく経過したらそちらに移れる様話をしておいた、と仰って頂いてます。
今のところ無事に経過しております。
持病の痔が悪化気味だったり、もう後期なので胃がつかえたりなどは辛いですが。。
無事に経過しましたらお世話になりたいと思っていますので
その時は宜しくお願い申し上げます。
こんな場所でフランク?に書き込んでしまい、すみません!!
塩崎さん 順調な様子で何よりです
S病院の先生たちとは患者さんをお願いしたり、されたりでよく連絡もあり、塩崎さんの経過も良い話を耳にしていました。
分娩の時期を元気に迎えられたらぜひお待ちしております。
結果が一番大事なので・・・
もう少しの妊娠生活 無理はせずに、楽しんでくださいね(^^)/
ご返信ありがとうございました(*^^*)
お待ちしております、と言って頂けて安心しました!
私の経過も聞かれているようで、O先生にもはだ先生にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
O先生には心配性な私の話を時々笑い飛ばされつつ、
毎度診察して貰っています。
無事経過するよう頑張ります!