小学校の卒業式
2018年3月30日 金 晴れ
ここ3-4日
札幌の最高気温は10℃前後(おとといは17℃!)
春本番のあたたかさで、道路の雪は完全に消え、昨日札幌市の積雪は0センチになったとニュースが流れていました。庭にはまだまだ残雪ですが・・・
しかし、明後日からはまた寒さが来るとも
雪にはもう少し、気を抜けません・・・w
病院は3月は後半に入って少し穏やかな日々です。
3月末は例年、早生まれにしたいお母さんと、4月まで産みたくないお母さんに分かれて、出産コントロールに気を遣う時期なのですが、今年はギリギリさんが少なく、ややまったりの年度末です。
(例年早生まれにしたくない妊婦さんの方が多いのですが・・・)
まったりとは言っても、産婦人科開業医。
日常の外来業務はそれなりの数で、入院患者さんも切迫早産や重症妊娠悪阻の人、産褥の妊婦さんで、「どこか行ってきていいよ」とはなりません。
春の陽気に誘われて遠出・・・なんてのはあきらめております。
さて、先週我が家で小学校卒業の子供がいました。
もちろん、僕は診療がありお留守番。
わが子の晴れ姿を・・・とは思いますが、小児科を一時休診にして駆け付けた妻の話とビデオを見るだけでほぼ満足。
昔、僕の卒業式とか行事には父は仕事でいなかったことを思い出し、産婦人科医の宿命と納得しています。
(巷では働き方改革とか騒いでいますが、事業管理者は蚊帳の外)
ビデオを見て、今昔差があるなと思うのは、卒業生の衣装です。
女子の半数以上が派手目な「袴」を着て、僕らの時代(30年前)と比べるとまるで女子大生です
昔は袴と言ったら学校の女の先生だけがきていて、目立っていたものです。
ところが、先生はどこ?って感じで目立たない
患者さんで小学校の先生がいるんですけど、着付け屋さんとかも、生徒の予約で埋まっていて、卒業式当日は朝5時から着付けと髪のお直しだというからビックリ(+_+)
いつから?
北海道・札幌だけ?
いくらする?
色々疑問は沸いてきますが、まあ時代の流れなんでしょうね。
僕自身、人生唯一、大学の卒業式で着た袴ですが、貸衣装代もばかにならない額だった記憶があります。
子供のためならって大金払ってしまう親心。
少子化だからとさらに増長し、同級生がやってるなら我が家も・・・みたいな連鎖ですかね?
それを利用する業者の上手なお金儲けに乗せられてしまっているような気がするのは僕だけでしょうか?
「子育ておかねがかかるから~」なんて言葉も、そりゃかかるように仕向けられている現在の世の中になんかモヤモヤ感じるんですよね。
(くれぐれも袴が悪い!とか思っている話ではありませんのでアシカラズ)
僕の個人的な思いとしては、小学校の卒業式って子供にはあまり記憶に残らないし、子供が元気に通りすぎてくれるだけで、ありがたい通過点だと思います。
ちなみに、わが子は僕の母が作ってくれたドレスでおめかしして、洋服が少ないってこともあって目立ってました
春の手稲山
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