6月近況 無痛42 普通1うちTOLAC3 帝切0
2024年6月29日 土 晴れ
今年一番の暑さに見舞われた6月最後の土曜日。気温は29℃に達し夏の陽ざしが頭の上から降り注ぎます。病院裏のわが子(犬)もちょっと伸びてました。
そう言えば、先週の土曜日は、診療が終わって、病院の裏でスタッフとバーベキューしたんですけど、寒くて半袖では火が恋しいほどでした。気温は20℃くらいだったかな。6月にしては特に寒かった気がしますが、1週間で10℃くらい上昇。やはり夏はこうでなくては!
そんな暑い中、院内のにわかブームは「卓球」。来月真ん中に医師会の手稲区支部の卓球大会が開催されることになりまして、まずは急いでチーム編成と試合に向けて練習開始。毎年9月か10月の開催でしたが、今年は開催場所の体育館が取れなくて真夏の卓球大会(-_-;)
夜開催とはいえ暑いんだろうな~と覚悟してます(;^ω^) 何とかダブルスのペアは決まり、本番まで2週間で仕上げねばと焦ってきました。
で、本業の方は・・・。明日一日を残して分娩は43件でまあまあ忙しい1ヵ月でした。内訳は無痛分娩42件に対し普通分娩(非無痛分)1件。帝王切開が0件で、既往帝王切開後経腟分娩(TOLAC)3件と多く(みんなうまくいったのでVBAC)、今月は集中した感じでした。毎月こうではありません。
この10年半の開業医生活で、仕事の中身もずいぶん変わりました。最初のころは分娩患者さんも少なくて、子宮筋腫や子宮脱などの婦人科の手術もやってたけど、ここ3年間はほぼ帝王切開と頸管縫縮術など産科的な手術ばかりになりました。そんな中で帝王切開はこの2ヶ月全くなく、みんな経腟分娩で出産に至ることができました。
帝王切開が悪いというわけでは全くないけど、当院に来られる妊婦さんは「麻酔をしてでも下から産みたい」と思って来られる方が多いのだと理解しています。なので、そういった患者さんのお力になっれたのであれば嬉しいこと。特に一人目(初産)の妊婦さんの分娩を何とか経腟分娩で完遂することができれば、次の第2子・第3子・・・も経腟分娩でうまくいく可能性が格段に上がるのですから、僕としても頑張りたいと思ってます。無理はせずに。
「無痛分娩はじめました」という病院が最近札幌市内でも急に多くなってきました。今では分娩取り扱い施設が減って減って23件ほどになっている現状で、11-12件が無痛をやっているそうです。ただ、リスクの低い経産婦さんのみというのが始めたての施設では多いのが事実。無痛分娩が増えることは自然の流れだと思うし、妊婦さんにとって疼痛緩和だけでなく、お産への恐怖心の軽減などにも 良いことが多いと実感している僕としては、無痛分娩に慣れた施設は初産婦さんにこそ疼痛緩和の程度が大きく「無痛で経腟分娩」が広まればいいな~と感じてます。(それぞれの病院で事情が違うんだから勝手なこと言うなと言われそうですが・・・(;^_^A)
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