無痛分娩率75.6% はだ産クリニックの2018年のまとめ
2019年1月15日 火 晴れ
ここ数日、とっても気持ちのいい冬晴れが続く札幌市
手稲山がくっきり青空に浮かんで、寒いながらも気持ちのいい空気を感じます。
昨日まで巷は土曜日から、成人の日の14日(月)まで連休。
僕は相変わらず、札幌の中でお留守番。
手稲山でスキーにでも行ってみようかな?と思うのですが、2年前に転倒して母指剥離骨折の記憶もあり、なかなか踏み出せませんでした
今年は数回は行きたい気持ちもあるのですが・・・手稲山なら。
さて、1月も真ん中になりましたが、昨年の当院のお産実績的なものをまとめてみました。
去年の年末の忘年会で恒例になってきている「院長の出し物」として、ここ3年ほどその年の振り返りをスライドにしているんです。
何月に何があった(誰が入職、誰が退職や誰さんの出産が大変だったけどうまくいったなぁみたいな)という時系列の振り返りと、1年間を通じてデータで振り返ってみるというコーナー
今日お披露目するのはデータにしたものの一部をご紹介しようと思います。
忘年会までのデータに、2週間分の年末までの物を追加した完成バージョンです。
患者さんの動向が見えたり、当院での医療の変化が見えたりして結構面白がって、ぼく個人としてはスライドつくっています。
データ収集には当院の優しいナースの協力なくては出来ないということも一言添えて・・・
まずは2013年からの変化について
大きく貼り付けすぎました!?
ここからは、分娩数は徐々に増えてきていて、帝王切開を含めた手術件数は横ばい。中絶も含めた流産手術も一定数あることが見てとれます。
出産面では、現在札幌市や近郊を含めても少子化が叫ばれていることを考えると、少しずつ地域の方のお役に立てて来たのだと感じることができました。
次は当院での分娩様式別にみた出産方法をまとめたもの
ここ3年。
当院の出産は無痛分娩が71~80%を維持 普通分娩が12~19%で推移
日本の帝王切開率が平均20%ほどだといわれる今日この頃ですが、当院では7%~11%
「無痛分娩をやっていると帝王切開が多くなる」ということは「ない」というのが、行っている僕の印象です。
もっと言うと「無痛分娩をやっているから帝王切開が減らせる可能性がある」と思います。(骨盤位とか軽度の高血圧、高齢妊娠など)
また、2017年にマスコミ報道で「無痛分娩は危険だ」といった、僕の認識とは反対の報道がなされたことが2018年の無痛分娩率を少し下げた感は否めません。
当院としては、どんな分娩方法でも、大きな事故なく出産に至れたことが一番の幸せでした。
データが重くて、添付できないようなので、今日はここまで
近日中にもう少し追加しようと思います
コメントを残す