はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

産科・婦人科・小児科(新生児)・麻酔科

羽田さん通信

春近いです 2022まとめの追加で吸引分娩の割合

2023年03月09日 | 未分類 | 

2023年3月9日 木 晴れsmiley

今日は朝から雲一つない快晴
太陽の高さは上がり
雪解けが一気に進んでいます。

北海道にもおそい遅い春が駆け足で近づいていいます。
 

病院の屋上から見た今朝の手稲山


先月の投稿で「2022年のはだ産婦人科クリニックのまとめ」書きましたが、
無痛分娩の問題点として取り上げられることの多い、吸引分娩のデータを一つ載せておこうかと思いまして

当院の無痛分娩で、最終的に吸引娩出術を選択し出産に至ったケースですが、3年前の2020年より少し多い44%でした。
初産の分娩で50%、経産婦さんで20-30%です。
無痛分娩の時の特徴として、回旋異常が多くなり、自力努責(自分の力でいきむ)ではなかなか生まれない為、お助けがG必要になることが多いのです。
不必要な吸引はしないことが望ましいのですが、時間経過とともに子宮収縮に疲労が見られ産後出血が多くなるリスクや麻酔効果が減退することなどから時間を決めて介入しているので、それなりに高い吸引分娩率になっていると思います。
帝王切開が5%を下回るい良い点も考え合わせて、無痛分娩の特徴をご理解いただければと思い、「まとめに追加」しました。

ちなみに新生児の転帰ですが・・・

小さめの新生児でなるべく経腟分娩できるように介入していますが、小児科医のおかげもあってほとんどの新生児は院内管理レベルで見れています。
小児科に感謝

春の良い天気が続くといいなぁ~

 

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