はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

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羽田さん通信

POP(脱)の話 

2015年06月07日 | 未分類 | 

2015年6月7日 日 晴れsmiley

ここ数日、先週の夏のような暑さからちょっと涼しい例年の気温に戻った札幌
テレビのニュースでは本州の最高気温が30℃超えたとか言って夏が近づいてきたのは間違いないんでしょうな
 

先日のブログで書きそびれた外来話を一つ。
最近の外来はというと、徐々に患者さんが増えて来て、波はありますが1日30人前後。
開院当初を懐かしく思えるくらいになってきました。
病院としては大変ありがたいことです。
 

外来患者さんの中でも、季節柄なのか(?)、最近子宮脱とか骨盤臓器脱(別名POP;Pelvic Organ Prolapse)の患者さんが来てくれることが多くなりました。
(子宮脱について札幌市西区手稲区で4月に発行した「ホームドクター」というフリーペーパーに簡単な解説を掲載させてもらいました。それも患者さんが来てくれるきっかけになっているみたいです)

子宮脱というのは子宮が腟内に下がってきたり腟の外に飛び出した状態を言います。
また、子宮だけではなく、膀胱や直腸なども下がってくることがあるので婦人科医や泌尿器科医の間ではまとめてPOPとも呼ばれます。
どの臓器が脱出するにしても骨盤の一番底を形成する骨盤底筋群や靭帯などの機能低下が原因と言われています。
外観だけでも診断は難しくないのですが、命にかかわることはまずない病気だということもあって、結構お年をとった患者さんが、「恥ずかしくて~」と、受診せずに放っておいたらだんだんひどくなってきたので・・・と言う話をしてくれます。
なりやすい人とよく言われているのが、多産の方、若いころから肉体労働が多いとか便秘がちで腹圧かける人とか言われていますが、絶対的な原因とは・・・
この初夏の札幌は家庭菜園なんかで苗植えたり一斉に始める時期ってのもあって患者さんが多いのかな?っていうのも関係あるかもしれません。


命には問題ないけどひどくなると出血したり、おしっこの出が悪くなって腎臓まで働きが悪くなることもあるので、恥ずかしがらず、ご相談いただけたらと思います。

元気な高齢者の生活の質を少しでもよくするお役にたてれば嬉しいことです

“POP(脱)の話 ” への3件のコメント

  1. 高橋和江 より:

    お久しぶりです。と言っても先生は覚えていないと思います。母が市立病院で子宮癌で入院中に、毎日のように母の顔を見に来て下さり、元気と勇気をもらったと母から話を聞いていました。
    突然のお願いと言うか、教えて頂きたくメールしています。私は、高齢者が大好きで、現在、特養の看護師として働いています。入所されている方が、帯下がひどく、悪臭があり時に出血もあります。西区の婦人科を受診しましたが、診察台にも上がれないので、ここでは治療できないと言われてしまいました。以前、診察台に上がれなくても診察のベットで診てもらった事があると、知り合いの看護師から聞いたことがあります。先生の所で診てもらえますか?

    • hadasan より:

      高橋さん メッセージありがとうございます。
      お母様はお元気にしていらっしゃいますか?
      市立病院の患者さんやご家族から心強いメッセージをいただけると、いつもうれしく思います。
      ご質問の件ですが、高齢者の腟炎や出血の治療は可能な範囲で対応させていただいています。
      施設入所の方でしたらストレッチャーの上で、ある程度開脚ができて、診察体位が取れるなら診察できるのではないかと思います。
      どうしてもできないのは股関節の拘縮がひどいとか、認知症がひどくて全く診察に同意が得られない場合でしょうか?
      介護のお仕事の大変さを推察しながらご協力できることならぜひと思っておりますのでご連絡いただければと思います。

  2. 高橋和江 より:

    メールありがとうございました。3日の金曜日受診することになりました。医務室みんなで、診てくれる先生がいて本当に良かったと感謝しています。
    母は、市立病院を退院して7年後に、また違う所を手術しました。定期的に受診していますが、とても元気に過ごしております。
    お忙しいのに、返信ありがとうございました。
    産科は、いつお産に呼ばれるかわからず、毎日が寝不足だと思います。くれぐれもお身体に気をつけてくださいね。

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